上級睡眠健康指導士養成講座を2021年11月に受講してきましたので、その感想を記事にしてみました。(追記)無事合格し、晴れて上級睡眠健康指導士となりました!
試験内容や、講座の内容についての口外厳禁となるため、触れない範囲でお伝えしたいと思います。
睡眠健康指導士とは
日本睡眠教育機構が主催している睡眠の資格です。
初級睡眠健康指導士と、上級睡眠健康指導士の2種類があります。
睡眠学教育を通じて正しい睡眠知識を社会の人々に伝え、国民の健康増進に寄与する人材を育成するために、睡眠教育機構では睡眠健康指導士の育成と資格認定を行っています。なお、睡眠健康指導士認定は日本睡眠教育機構独自のもので、医療行為などを行えるものではありません。
ー日本睡眠教育機構のHPから引用
つまり、睡眠健康指導士になることで以下のような事ができるようになることを掲げています
・睡眠知識を深めて正しい睡眠習慣を身につけて、健康的な生活を送ること ・身近な人々に正しい睡眠知識の大切さを伝えていくこと
初級睡眠健康指導士
初級試験の対象や内容は以下の通りです。
睡眠学を勉強して仕事に生かしたい方、充分な睡眠がとれずうまく働けないと感じている方などを対象に睡眠を非薬物的に認知行動療法等で改善できる知識を学ぶ講座です。
ー日本睡眠教育機構のHPから引用
ちなみに、2021年10月時点での初級睡眠健康指導士の数は、「2879」人とのことです。ただし、この人数は更新者も含めた人数です。3年ごとの更新が必要になりますので、一度取得したことのある人数はさらに多いとのことです。上級資格をお持ちの方は、初級資格の更新は行っていないかもしれません。
上級睡眠健康指導士
上級試験の対象や内容は以下の通りです。
術的な睡眠知識に加え、科学的な知見に基づき睡眠に関するアドバイス等を 身近な人々に行ったり、地域や団体等に対して正しい睡眠知識の普及活動を行う人材を目指します。
正しい睡眠知識の理解により、自己の睡眠改善や仕事の能率向上のみならず
地域、職域での睡眠指導等が出来るようになることが期待されています。ー日本睡眠教育機構のHPから引用
2021年時の睡眠健康指導士の数
2021年10月時点での上級睡眠健康指導士の数は「733」人、初級睡眠健康指導士の数は「2879」人です。ただし、この人数は更新者も含めた人数です。3年ごとの更新が必要になりますので、一度取得したことのある人数はさらに多いとのことです。
睡眠健康指導士の申込から当日まで
受験費用は?
【初級睡眠健康指導士資格】
未取得:23,000円(学生:12,000円)
取得済:12,000円
※FAXからの申込の場合は各2,000円加算されます。
【上級睡眠健康指導士資格】
未取得:109,000円(学生:55,000円)
初級資格保持者:88,000円
上級資格保持者:55,000円
※FAXからの申込の場合は各2,000円加算されます。
上級睡眠健康指導士資格となると、かなり高額となります。
また、3年ごとに更新が必要なため、維持し続けるとコストがかかります。
申込はWEBから申込み
申込は公式HPの記載の申込フォームから申し込みが可能です。
FAXからでも可能ですが、割高になります。
入金はPayPalを使用して入金します。
受験前に出席票などが送付される
受講1~2週間前に出席票や当日使用する資料(レジュメ)などが届きました。
受講した証として、受講後返信用封筒に出席票などを入れて返送します。
この対応を期限までに行わないと受講したことが認められないため、試験の出来がよくても一発不合格になるとのことです。
当日はzoomでオンライン受講
当日はzoomを使用して講座を受講して最後に試験を受けます。以前は会場試験だったようですが、コロナということもあり現在はオンライン講義となっています。
会場に行く手間がなくなるのでとても楽でした。
講師の先生は毎回変わるため、資格更新で受講される方も前回とは違った発見があるようです。
開催スケジュールは?
認定講座は初級養成講座と上級養成講座の2種類があり、講座を受講し、講座終了後にお行われる試験を受験し、その試験結果の結果をもって合否が判定されます。
情報漏洩にならない範囲で説明いたします。
初級睡眠健康指導士養成講座
2か月に1回開催されます。定員は更新者も含めて90名です。
講座は1日で終了し、
午前と午後に講義があり、午後の最終講義終了後に試験が行われます。
講義日程は、おおよそ9:30~17:00(お昼休憩含む)で行われました。
詳しくは、以下で解説しています。

上級睡眠健康指導士養成講座
3~4か月に1回開催されます。定員は更新者も含めて50名です。
講座は3日間行われ、1週目の土日と、翌週日曜日に行われます。
日曜日の最終講義後に試験が行われます。
1日目・2日目 おおよそ9:10~17:40まで
3日目(翌週日曜) おおよそ9:20~13:00まで
受講後の感想
実際に受講してみていくつか感じた点を述べていきたいと思います。
講座の内容が興味深い
上級養成講座は本格的に睡眠の知識が学べる講座内容だと思います。講師の方も実際の大学にて教鞭をとっている方なので、実際に論文のデータなどを用いた説明が面白いです。3日間ありますが、講義はほぼ2日間です。
また、質問が活発的に行われるので、講義中だけでなく他の方の質問からも知識を補えます。
学習は基本的に睡眠検定ハンドブックを中心に進めていましたが、講義は最近のデータや最近の研究も添えて説明して頂けます。そのため、書籍だけでは学ぶことのできない有益な情報・知識を学ぶことが効出来ます。
睡眠検定ハンドブックはこちら。
更新認定の人も。
定員が50名でしたが、今回受講申し込み者が上限まで達したようです。
資格更新の方も結構いらっしゃいました。更新には6講義以上の受講が必要で、好きな講義のみ受講できます。
NO勉強で試験は合格は難しいかも…?
講義内容や試験問題の漏洩はNGとなるため、感想という感じでお伝えします。
日本睡眠教育機構の紹介では上級の範囲は睡眠検定1級程度(睡眠検定ハンドブック全範囲)です。
※睡眠検定についての参考書やポイントなどは以下の記事で説明しています

試験はちゃんと睡眠に関する説明が自分の口から説明できるようにならないと合格できないと思います。また、試験問題の中には回答に迷うような問題もありました。
講座を聞いただけでは少し難しいと思いました。記憶力に自信がある方や、睡眠に関する知識がある程度身についている方なら大丈夫かもしれません。ですが、睡眠について勉強したことがない方は、ある程度勉強してから試験に臨んだほうがよいかと思います。
ただ私は勉強して臨んだこともあり、講義の内容がさらに定着でき、さらに知らない知識を身につけることもできたので、勉強して越したことはありませんでした。
ちなみに、上級試験は初級試験よりも問題の難易度も向上しているので、手を抜かないようにお気を付けください。
あくまでも今回の試験を受講しての感想ですので、参考にしてください。
いきなり上級講座を受講しても大丈夫
今回上級講座を受講した方には初級受講生が大半のように感じられましたが、中にもいきなり上級講座を受験した方もいらっしゃいました。
初級と上級どちらも受講した上での感想は、私は初級を受けずに上級講座を受講してもいいかと思います。
ただし、私の場合「睡眠に関する知識を深め、困っている人に役立てたい」という目的があったからです。
ちなみに受講料で比較した場合は、以下の通りです。
・初級+上級 → 111,000円(※初級の受講料は23,000円)
・上級のみ → 109,000円
上級講座には初級認定者の場合割引が効くため、初級講座+上級講座の合計金額は2,000円とあまり変わりません。なので、金額面から言うと初級を受けておいて損はしないです。また、講座内容は若干毎回変更があるとのことで、受講した時でしか受けられない講座もあるので初級講座の受講もおすすめします。ですが、基本的な睡眠の知識のため、こちらは上級での学習でも十分カバーできるし、さらに深い知識を取得できるなと思いました。
上記を踏まえて、メリット・デメリットのポイントは以下の通りです。
【上級だけ受講することのメリット】
- 受講料が安い
- 短いスピードで学習ができる(初級の勉強や講義の時間が無くなるため)
- 初級レベルの知識も一緒に学習できる
【上級だけ受講することのデメリット】
- 初級の講座が受講できない(講義でしか学べないような講義内容がある)
- 初級認定資格がないため、試験不合格だった場合に大金が水の泡になってしまう
- 初級を受けていないので、上級講座を受けた時に流れがつかみづらい
ですので、深い睡眠の知識を、「早く」身につけたいという方は、上級試験だけでも十分かと思います。
もし受講で悩まれている方は是非ご参考ください。
気になる合否の判定はメールと郵便から
受験後の結果は、結果は10日後程度でメールで通知され、その後郵送で合格結果が通知されるとのことです。
※メールはWEB申込者限定です。
また、合否に関わらず結果が郵送されるとのことです。
ちなみに、合格基準は公表されないので何問正解すると合格なのかは分かりません。
現時点で結果が出ていないのですが、無事合格通知が来ることを祈ります。
睡眠健康指導士になって、睡眠の正しい知識を学び広げていきましょう
上級の資格試験を今回受講してみて、けっして安いとは言えない値段です。また、更新なども考えてもランニングコストがかかります。しかし、この睡眠健康指導士という資格があれば、睡眠に関する職業についている方はもちろん、睡眠で困っている人へのアドバイスもこの肩書によって身分の証明となります。
睡眠は一生付き合っていかなければならない身近な存在であるからこそ、今一度睡眠に関する知識を身に着けてみてはいかがでしょうか。
私も睡眠健康指導士の資格を取得後も、睡眠の学習は終わりにするのではなく、だれか困っている方々に向けてアドバイスや発信をぜひ続けていきたいと思います。
合わせてモーニングコールの申込もお待ちしております!
もし睡眠に関する資格について知りたい方は、以下にまとめていますので是非そちらもご覧ください。

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