こんにちは、皆さんは光目覚まし時計についてご存じですか?
普通の目覚まし時計はアラームで起こすのが一般的ですが、光目覚まし時計は設定時間に合わせて光が強く照らしまるで朝日のように自然に起きられるというもの。
今回は実際に光目覚まし時計を購入してみて、以下の点を踏まえながらまとめてみました。
- 効果
- おすすめの使い方
YABAE型光目覚まし時計とはどんなもの?
今回試してみる目覚ましは、卓上タイプの光目覚まし時計です。
実際の大きさは15cmほどの高さで円形の形をしています。設定した時間に合わせて、光が徐々に強くなります。
ちなみに今回私が注文したのは中国製のものです。有名な光目覚まし時計に「YABAE 光目覚まし時計」とあるのですが、それの類似品になります。
なお、私はYABAE光目覚まし時計を注文したつもりだったのですが、誤ってこの中国製のものを頼んでしまったので仕方なく、今回はこの中国製の方をレビューしたいと思います。
YABAE光目覚まし時計が気になっているという方は、実際同じではないですがかなり類似商品化と思われますので参考程度に見ていただけると嬉しいです。
実際に使用しているのはYABAE光目覚まし時計ではないのですが、製品の作りがYABAE製のものと類似しているため、今回はYABAE型と呼ばせていただきます。
なぜアラーム時計ではだめなのか?
皆さんは普段起きる時はどのようにして起きていますか?おそらく多くの人が目覚まし時計を使用して起きているのかなと思います。
普段アラームを利用している人で、何度もスヌーズを繰り返したり、無理やりアラームで起こされるという方は多いのではないでしょうか。
でもそれは身体には結構負担になっていることも。無理やり起こされた場合、自律神経の交感神経が刺激されます。しかもその交感神経がスヌーズによって何度も交感神経を刺激されることによって脳に何度も攻撃を受けていることになります。
イメージとしては、格上のボクサーとの対戦をしたときに、アラームで1回で起きれたら攻撃は1度で済みますが、スヌーズを使うことにより格上のボクサーから攻撃されまくっては休憩して、また攻撃されて…となっている状態になるのです。
このような状態で体が平気であるはずはありません。慢性的なスヌーズは心身面が健康でない場合場合によってはスヌーズによって体を崩す原因の1つにもつながってしまいます。
ではなぜ光目覚まし時計がいいのか?
ではなぜ、光目覚まし時計が良いのでしょうか。
それは「朝日を浴びる」ことと似た状態を作り出せることにあります。
朝に強い光朝日を浴びることによって、体内時計がリセットされ目が覚めるという体の仕組みを利用しています。
光目覚まし時計によりいつも同じ時間に照らしてくれることで体内時計がリセットされ、自然と同じ時間にすっきり起きられるようになるということが狙いです。
YABAE型光目覚まし時計の機能は?
ここでは光目覚まし時計についている機能について説明していきます。
20段階の光が設定時間に合わせて徐々に明るくなる
光の明るさの段階は20段階で調整されています。写真で撮影するとこのようにあかるくなります。最大の明るさは写真よりも実際もっと明るく感じます。
この光があらかじめ設定している時間に最大の明るさになるように、徐々に明るくなります。
そして寝ているときに最大時の明るさが目に入ると明るく感じます。目を閉じていても、光を十分に感じられます。
サウンドにはアラームもヒーリングサウンドも
この光目覚まし時計には起床時のアラームにはいくつか種類があります。
他にも、夜はタイマーでサウンドを消してくれるヒーリングサウンドも用意されています。
朝のアラームにも、夜のサウンドにもヒーリングサウンド含めいくつか種類が豊富に用意されています。
【朝のサウンド】
- 鳥のさえずり
- 海辺のカモメ
- 川のせせらぎ
- アラーム
- ベル
- ピアノ
【夜のサウンド】
- 焚火
- 川のせせらぎ
- 鈴虫の音
また、朝夜ともにFMラジオを流すこともできます。
アラームもあるのですが、ヒーリングサウンドを流すことができるので自然に起きることができます。
USBがついているのでスマートフォン充電ができる
この光目覚まし時計の裏には別でUSB差込口があります。
スマートウォッチやスマホといった充電が必要なものを夜間に充電しながら休むことができます。
寝る時は徐々に暗くなりながら自然に寝ることができる
この光目覚まし時計の機能として別の使い方としては、タイマーに合わせて消灯してくれるという機能があります。
また、そのタイマーに合わせてヒーリングサウンドも流すこともできます。
消灯時間は10分前から60分前まで設定でき、朝とは逆に時間に合わせて徐々にライトの明るさが暗くなっていきます。
明るさも好きな明るさに設定できるので、読書灯として設定しておきそのまま眠りにつくこともできます。
明るさの段階が低いとまさに夕日のような赤みを帯びた光で照らしてくれます。
YABAE型光目覚まし時計の効果は?
普段アラームで起きる私ですが、YABAE型光目覚まし時計の方が朝のストレスが低かったです。自然に明るく照らされるので、無理やり起こされた感が低かったです。
そして冬の方が効果的でした。というのも夏と比較し冬では朝日が入る時間が遅く、起床時間では外が薄暗いため朝日で目覚めることができないからです。
また、夏場だとカーテンを開けて寝ているのですが、冬場だと寒さもありカーテンを閉じて寝るのでさらに明るさを感じられません。
そのため、朝日が入らない冬場の使用には効果的でした。
YABAE型光目覚まし時計の注意点やポイント
光目覚まし時計を使用していて、いくつか注意点や効果を最大限に活かすためのポイントがあるので説明します。
起きる体勢を考えて置く位置を調整する必要がある
光目覚まし時計を使用して、最も重要なポイントは「置く場所」でした。
というのも光が顔に当たらなければ意味がなかったからです。念のためにヒーリングサウンドも同時に流すように設定はしていたのですが、それだと普通にアラームで起こされるのと同じになってしまいました。
まず自分が朝どの体制で起きることが多いのかを考えて設置したほうがより効果があると思います。
私はあおむけで起きることが多かったので、まずはサイドテーブルの上に置いてみて、頭上から照らすように設定しました。
これで試してみたところ、サイドテーブルに高さがあることや、光目覚まし時計が照らす光の角度が斜め上を向いていたためにあまり顔が照らされませんでした。
光目覚まし時計がやや斜め上を向いているので、床に置いてみました。
すると、今度はマットレスと枕が邪魔をして、さらに顔に当たらなくなってしまいました。
最後に壁際に照らすようにしました。
私の場合は最もこの個所が一番顔に当たりやすかったので、ここに落ち着きました。
気を付けるべき点としては倒れないようにすることですね。。
私の寝相が壁と逆向きで寝る場合は、今回とても相性が悪かったのですが、なんとかこれだとあおむけで寝ても横から光が差し込むように感じられました。
ちなみに、本製品は充電式でも電池(ボタン電池)の使用でもどちらでも使用できます。
置き場が起きづらい箇所であれば電池の使用をお勧めします。
夏は窓から入る朝日のほうが起きやすい
時間帯にもよるのですが、夏場は窓から入る日の光のほうが起きやすかったです。
夏場は朝日が差し込む時間というのも早く、晴れた日は光目覚まし時計の明るさが朝日に負けてしまっていました。
もちろん起床時間と住む地域によって日の出時刻は異なりますし、布団の場所がカーテン付近かどうかによっても異なってきますので一概に何とも言えません。カーテン付近で寝ている人で、日の出後に起きる人はカーテンを開けたままにして朝日を浴びながら起きる方が効果がありそうです。
寝不足だと起きづらい
光の強さが弱く感じられたので、寝不足の状態での最大時の明るさだけでは起きられませんでした。
別で紹介しようと思うのですが、別の商品で桁違いに光の照度が強い光目覚まし時計では寝不足時でも起きることができました。
そう言った意味だと、本製品は規則正しい生活でより快適に目覚められるようにしたい方におすすめです。
YABAE型光目覚まし時計の明るさは暗い?
ちなみにこの最大時の明るさを日中の明るい時間帯に見てみるとまぶしくて目をつむるという程の明るさはありません。ライトがついているな、という感じです。LED電球のほうが断然明るく感じます。
写真左がLEDライト、写真右が光目覚まし時計(最大の明るさ)です。
光の明るさを表す単位を照度のlxを用いて表しますが、照度の参考値を記載します。
(※引用元:睡眠学入門ハンドブック)
このYABAE型光目覚まし時計は、光の明るさの目安を目途にどのくらいか考えてみたのですが、これは間違いなく100lx以下です。
なので、この光目覚まし時計が朝日のように体内時計がリセットされるかどうかという点で考えると、この製品は残念ながらリセットされないでしょう…
起きれるかどうかは個人差がありそうだが、寝起きは心地よい
今回YABAE型の光目覚まし時計を使用してみたのですが、使ってみた感想としては、光の強さが足りず光だけで目覚めるというには難しいと感じました。
ただ、朝日が差し込んでいない状態でこの光を浴びるのと、アラームで起こされるのでは朝のストレスを感じないのは断然光目覚まし時計でした。
やんわりとした朝日に照らされるので、気持ちよく目覚められました。
もし睡眠が浅い人には光で起きられるかもしれませんが、この光による体内時計がリセットされる効果も弱いと思うので、朝この光により起きれるようになるのは難しいかもしれません。
新たにYABAE型とは別の光目覚まし時計も使ってみたので、今度その使用感とも比較してみたいと思います。
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