inti4s(インティフォーエス)という光目覚まし時計をご存じでしょうか。
マツコの知らない世界でも紹介された光目覚まし時計です。
今回この光目覚まし時計を試してみたところ、本当にすごい実力の持ち主でした。
結論から申し上げますと、別の光目覚まし時計ではあまり起きれなかったのですが、本当に光だけで起きれました。
今回はこの光目覚まし時計の実力と感想についてお伝えしたいと思います。
驚異の最大20,000lxの光を放つinti4s(インティフォーエス)
朝起きて朝日のような強い光を浴びることで体内時計がリセットされるのですが、その強さは2500lx以上の強さが必要といわれています。寝起き2時間以内に浴びないと逆に体内時計がリセットされづらくなるのですが、このinti4は最大20000lxの光(実際には枕元に届く光は3300lxほど)が設定した時間に照射されるため、カーテンを開けて光を浴びなくても体内時計がリセットされます。
そのため、季節に関係なく同じ時間に体内時計がリセットされるようになります。
この光はLED電球を使用しており、最大時の明るさは光を直視できないほどまぶしいです。
実物はこんな感じの箱に入っています。
実物はこのような感じです。
フラッシュのスヌーズ機能でさらに追い打ちをかける
設定した時間に合わせて徐々に明るくなっていきます。もし、光が最大になっても起きられなさそうという方でも大丈夫です。最大になってから9分後に光が点滅し始めます。
点滅の様子をGIFにしてみたのですが、実際はもっと早く点滅します。
光が最大の時は起きれなくても、この点滅によって私は起きることができました。
朝起きると点滅していることがよくあるので(点滅前にも起きることもあります)、脳が光を感知して覚醒を促しているのだと思います。
inti4sは明るい?YABAEタイプの光目覚まし時計と比較
前回検証してみた別の光目覚まし時計(YABAE型)と比較してみます。
YABAEタイプの光目覚まし時計の内容は以下にまとめていますので、気になる方はご覧ください。
inti4sの大きさは?
inti4sの大きさは高さ14cm、横幅12cmでした。実際の光が照射するのは8cmほどです。
YABAE型の光目覚まし時計と比較すると、やや小ぶりになります。
inti4sの値段は?
【値段】※2021/9月 Amazon調べ
inti4s:29,916円
YABAE型の光目覚まし時計:4000円弱
前回比較したYABAE型の光目覚まし時計は4000円弱に対して、inti4sは約3万円という高価な値段ですね。価格も7倍以上も異なります。
inti4sの光の強さは?
明るさは10段階あります。カメラだと分かりづらいのですが、徐々に明るくなり、最大時は直接目で見るのは目を傷めるほど明るいです。
光の強さの最小と最大はこちら。
YABAE型と比較すると、inti4sの方が明るいのが一目瞭然です。
全体を照らしたときの明るさ比較はこちら。
inti4sを暖色ではなく、青白い昼光色に設定していたので光の色が異なりますが、inti4sのほうが枕元含めて全体がパッと明るく照らしてくれます。
inti4sは電池はなく、コードが必須!
inti4sはtybe-BのUSBケーブルに接続して使用します。このコードを抜くと設定した時間に光がつかなくなるので注意が必要です。
また、付属のコードは後述の壁掛けにも対応できるよう2mぐらいの長さがあります。
もしコードが足りない場合は延長コードが必要かもしれません。
inti4sの光以外のポイントは?
inti4sを使用してみて、光以外のポイントに絞ってお伝えしてみたいと思います。
アラームも設定可能
本体横に設置してあるアラームをオンにしていると、時間になったら”ピピピ”というアラームが鳴ります。音の大きさや種類は調整はできないのですが、音量は比較的大きいです。
光目覚まし時計に慣れていない人や、起きるのに自信がない方はアラームを設定しながら起きてみるのもいいかもしれません。
専用アプリからBluetoothを通してタイマー設定ができる
inti4sのスマホアプリをダウンロードすると、タイマーの時間や光の種類などが調整できます。
もちろんアプリを使用せずに本体からでも設定することもできます。
壁掛けが可能
inti4sが便利だなと思った点は壁掛けができるという点です。壁にかけて使用できる人は自分の顔に当たるように調整できれば置き場の邪魔することもないのでとても便利です。
下の画面上部の穴に通してかけることができます。
横から見るとこのような感じです。
壁掛けの方をすると、光を止める時に毎回布団の中から起き上る必要があるのでご注意ください。むしろ起き上ってそのまま二度寝しなければ光効果も重なってすっきり起きられるのではないでしょうか。
顔に当たるように角度調整が必要
別の光目覚まし時計のレビューでも注意点として挙げたのですが、inti4sでも顔に当たるように調整が必要になります。
壁も含めて、自分の起きる時の姿勢がどの態勢が多いのかを考えながら調整しました。
YABAE型が若干斜め上に光を当てるので壁に立てて横から当たるように設定していたのですが、今回inti4sでは本体が垂直に立つので、枕元の上に置いてみました。
光がまぶしいので、置き場を調整する際は可能であれば誰かに時計を動かしてもらって、自分のベストの位置に設置できるといいかもしれません。
inti4sは実際起きられるのか?
ここまでは性能についてお伝えしてきましたが、inti4sで実際に起きれたかどうかについて自身と友人の2人の感想をもとにまとめました。
ちなみに前提情報としては以下の通りです
- 私:寝起きは普通、中間型
- 友人:寝起きが悪い、夜型
※自分の概日リズムが夜型かどうかの確認は、以下にまとめています
角度さえ調整できれば起きられる
普段から寝起きは普通の私ですが、今回感動したのは光だけで起きられたという点です。
もちろん角度の調整が必要です。誤って支えを折りたたんだ状態で寝た時は光で起きれなかったのですが、それ以外は光で起きることができました。この時にアラームは設定していません。
光が点灯しているときでも起きられましたが、どちらかというと点滅しているときに起きることが多かったです。
止めるまでかなりの長い間点滅してくれるので、睡眠時間が短い時でもこの光のお陰で起きることができました。
アラームを設定せずに起きられるので、体にも負担がだいぶ減って起きた時の状態は心地よく感じました。
寝起きの悪い友人が光だけで起きられた!
寝起きの悪い友人はなかなか1回のアラームでは起きないほどの寝起きの悪いのですが、この友人が使ってみたところ、点滅状態ではありますが気づかないことなく目が覚めると言っています。そしてアラームがないという状態で起きられると言うのがすごいところ。
この友人は壁にかけて顔正面に当たるように設定していました。
光を止めるためのボタンがなかなか押しづらく、立ち上がってしっかり長押しして消さないと消えずに延々とまぶしい光が差すのでそれで覚醒を促してくれるようです。
とても高価だけれども、inti4sを試してみる価値あり!
いかがだったでしょうか。今回試してみたinti4sは軽く購入できるような製品ではないですが、なんと言っても光の強さが段違いです。
でもこの強い光のお陰で体内リズムがリセットしやすくなるので、日の出が遅い冬でも季節関係なく同じ時間に起きやすくなるのではないでしょうか。
個人差はあるかと思いますが寝起きの悪い友人でもアラームなしで起きられたので、起きるのに自信がない人でも試してみる価値はあるかと思います。
ぜひよかったら試してみてください。
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YABAEタイプ(Amazon):www.amazon.co.jp/dp/B09BYQG8PS
inti4sの公式HPはこちらから
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